自己を見つめ直すためのアドラー流ライフスタイルとは? アドラー心理学②
自分ってどんな人間なのだろう?
ふとそんなことを思うことはありませんか?
アドラー心理学を使ってもう一度自分自身を見つめ直しませんか?
記事の内容に行く前に前回かいたアドラー心理学の概要をのせておきます!!
www.omosirokiyo-omosiroku.work
今回は前回の内容とはまた違った考え方のお話です!!
ライフスタイルスタイルの定義①
自分を見つめなおすためには必要なものはライフスタイルという概念です!
いわば自分の道しるべ、地図、自己の取り扱い説明書のようなものです。
では、アドラー心理学のなかのライフスタイルとはいったいどのようなものであるかのか?
ライフスタイルとは
「自己と世界の現状と理想についての信念の体系である」
なかなか難しい定義が出てきました!
順をおって説明していきましょう
ライフスタイルの定義②(解説)
1つ1つのかみ砕いて説明をすると
自己・・・自分自身のこと
自己の現状・・・自己イメージ。自己概念。
(自分自身が自分のことをどうとらえているか)
(私は〇〇である)
自己の理想・・・自分の理想像(優秀。スポーツ万能。モテる。金持ちなど…)
(私は〇〇であるべきである)
世界・・・周りの環境(広義:人生・運命 性別・年齢 狭義:家族・友人・仕事)
世界の現状・・・世界像。今ある自分の周りの環境をどう捉えているのか
(世界は〇〇である)
世界の理想・・・自分の周りの環境がどうあってほしいのか
(世界は〇〇であるべきである)
※自己の理想・世界の理想を合わせて自己理想と呼んでいる。
ライフスタイルを構成する3つの要素・・・自己概念・世界像・自己理想
ライフタスクとは
ライフタスクとは
人生で直面するさまざまな課題のことです。
3つのタスクで構成されます。
愛のタスク・・・家族や恋人から生まれる課題
仕事のタスク・・・役割・責任・義務が問われる生産活動での課題
交友のタスク・・・身近な他者から生まれる課題
自分が今抱えているタスクはどれかを整理してみて考えましょう!!
最後に
今回はライフスタイルとライフタスクの用語の解説が主な話でした。
今回も下記の本を参考に記事を書かせてもらいました!!
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 心理学 > 心理学
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これらの概念を見返すことによって、自分を見つめなおし、自分が抱えている課題はなになのかを改めて考えてはいかがでしょうか?
次回はより実践的にどうしたらいいかもふまえた話をできたらと思います。
see you next ビッグウェーブ!!